2011年07月09日

倉俣史朗とエットレ・ソットサス展


21_21 DESIGN SIGHTにて展示中の倉俣史朗とエットレ・ソットサス展を見に行ってきました!

昨日は横尾忠則さんのトークイベントがあったので楽しみにしていてぴかぴか(新しい)


横尾さんと倉俣さんの交流が30年以上も続いていたとは知らなかったのですが
そんなに長い付き合いでも、倉俣さんについて話そうとすると何を話していいのか分からないという。
な〜んにも憶えていないと(笑)
なんとなく思い返してみると夢の話やスピリチュアルな話でなんとも取り留めのないものばかり。らしい。

それは、仲が良くてずっと一緒にいて気負いもなく、共にその時間を過ごせることだけで満たされているのでしょうね。

なんとなく分かる気がしますね〜。

そして横尾さんはそんな友人がたくさんいるらしい。
羨ましいですわ。


その人について語るというときには困るけど・・・。

実際、倉俣さんについてはソットサスの奥様も同じことをお話されていました!
以下引用します。


「長い時間を一緒に過ごしました。当時、なんの話をしていたかはあまり覚えていません。もしかしたら飲み過ぎていたのかもしれませんし、もしくは楽しすぎて覚えていないのかもしれません。みなさんもご経験があるかと思いますが、とても嬉しく満足している時は、その理由を探そうとはしないんですね。振り返ってみても、ただそこに座っているだけで、幸せに満ち足りた状態でいるというようなことだったと思います。」


倉俣さん、素敵な人だったんですね。


そして横尾さんは、

「倉俣君は美しさを感じる女性的な感覚と行動する男性的な感覚と、
そこに遊びの感覚が共存している不思議さをもった人。

デザイナーであり、アーチストであった」と。



あぁ。
デザイナーでありアーチストでありたいと願うものにとっては
どれだけ難しいことかが分かる。

(このことがテーマになると話は終わらなくなる。。。)

今も生きて創作してくれていたら、どんなものが生まれるのか見てみたかったです。

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2011年02月14日

テオ・ヤンセン展


今日は科学未来館のテオ・ヤンセン展を見てきました目


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オランダ出身のアーティスト テオ・ヤンセンは風で動く大きなアート作品「STRANDBEEST」を発表しています。

これらはプラスチックチューブやペットボトル、木材などで構成されていて、

展示されている状態で近くで見ても美しくは見えないのですが、、、

風を受けると本当に生き物のように動くんです。



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砂浜に生息する生き物という設定で

風を背中にあるペットボトルに溜めたものを動力として動き出します。


パーツはそっけないものなのにたらーっ(汗)

こんなに滑らかに動かれると

本当に生きている様でした!




以前から気になっていた作家さんだったので

実際に動くところが見れて満足!





他にも科学未来館の常設展を見ましたが

脳ミソの奥〜の方の理系の知識があまりにも薄れて曖昧なことに驚いてしまいましたがく〜(落胆した顔)


これが理解できたらかっこいいな〜!と思いながら

悲しいかなふらふらフリーズ状態。



スーパーカミオカンデのニュートリノ、、、

DNAの塩基配列

クロスカップリング、、、


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2010年12月27日

斯くも儚く美しいもの


お昼を過ぎてから
ふと積んである書類が気になって
なんとなく見ていたら
展示会の葉書が目に留まった。


あ!行きたいと思っていたんだった!
今日までじゃんあせあせ(飛び散る汗)


あわてて見に行ってきましたダッシュ(走り出すさま)
中目黒のhikeさんへ


モリソン小林さんの「物質の循環」展

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「朽ちていく美しさ、途方もない時間の中で繰り返されるいのちの役割、そして循環。
人間にとって身近な素材である、金属、木を用いて、一瞬の果敢なさを表現した作品です。」

とDMにあります。


実際に見るとまるで押し花や昆虫の標本のようなのですが

それらは金属と木で出来ていて

どこまでも繊細で色も美しく

ひとつの世界の時が止まったような雰囲気を醸し出し

まさにこれから時間と共にゆっくりと朽ちていくのだという主張をさえ感じるような美しい作品でした。


いつまでもいつまでも見ていたい。


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こんなにも両手で触れたいと思うのはなかなかないですね。

まさに私のつぼ。



通常なら即買いでしょうぴかぴか(新しい)
でも今日はガマンガマン。
夫が一緒でしたからたらーっ(汗)

でも、ウチにぴったりだと思うんですけどね〜。


タグ:アート
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2010年11月08日

SENSING NATURE



ネイチャーセンス展に行ってきました。(最終日!)

インスタレーション好きにはたまらない展示です。


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2010年10月30日

Tokyo designers week





今日はすごい雨でしたね。

この台風のせいで開催中の東京デザイナーズウィークイベントが中止になってしまったようですが

私達は昨日行ってまいりました。

TOTOさんと佐藤オオキさんの講演会に当選したので。

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銀杏くさかったけど、まだあまり黄金色にはなっていませんね。


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中央にあるドーム。
ここで講演などのイベントがあります。



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中にあるcafeの照明。きれいでした。


数年前に行った時は学園祭のノリだったので、そんなに楽しめなかったのですが
今回は前よりも少し良かったかな。
でもまだ準備中のところも多くてまだ甘さが目立ちます。
こういうのは最終日が盛り上がるのでしょう。


秋はデザインのイベントが多いので、
日ごろなじみのない人々にも参加してもらって
デザインについて考える機会があることはいいですね。


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こちらはカナダのデザイナーの光る椅子です。
大きいけどきれいでしたよ。




帰りにスタバで休んでいたらハロウィンパレードに遭遇!
かわいい小さな子供だけかと思っていたら大人も大行列。


中には

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たくさんいてちょっと怖いのでした。。。












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2010年10月09日

ヴィンタートゥール美術館展



先日の晴れた日に散歩がてら世田谷美術館で展示中のヴィンタートゥール美術館展を観てきました目

近いのに暑さでいく気が失せていて、涼しくなってから〜と思っていたら結局終了間近ダッシュ(走り出すさま)


日本初公開の作品群という事とスイスの小さな都市にある美術館の所蔵品であるという事でとても楽しみにしていました。終了間近になっちゃいましたが。。。

ドラクロワ、ゴッホ、ジャコメッティ、コロー、ユトリロ、、、私がぐっとくる作家のコレクションで、思わずスキップしちゃうんじゃないかと心配になるくらい。
いつ出会っても感動しますね。

この美術館は小さな都市にあると言っても、個人資産家が集めたもので構成されていてどれも何とも言えず魅力的。こんなに文化的志向の高い人々が集まる都市があるとはすばらしいの一言に付きます。

それを知ると私ならこれが欲しいなー。なんて思ってみたり。

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今回の目玉!ゴッホの郵便配達人の絵はバックの何ともいえない色と力強いタッチに改めて感動わーい(嬉しい顔)



新たな発見もありました。
ちょっと苦手だと思っていたルドンにこんな素敵な画が

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ホント、きれいでした。


やはり実物は違います。
なんといっても色が。そして筆のタッチが。
ゆったりと展示されていて落ち着いて鑑賞できたのもよかった。

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