21_21 DESIGN SIGHTにて展示中の倉俣史朗とエットレ・ソットサス展を見に行ってきました!
昨日は横尾忠則さんのトークイベントがあったので楽しみにしていて

横尾さんと倉俣さんの交流が30年以上も続いていたとは知らなかったのですが
そんなに長い付き合いでも、倉俣さんについて話そうとすると何を話していいのか分からないという。
な〜んにも憶えていないと(笑)
なんとなく思い返してみると夢の話やスピリチュアルな話でなんとも取り留めのないものばかり。らしい。
それは、仲が良くてずっと一緒にいて気負いもなく、共にその時間を過ごせることだけで満たされているのでしょうね。
なんとなく分かる気がしますね〜。
そして横尾さんはそんな友人がたくさんいるらしい。
羨ましいですわ。
その人について語るというときには困るけど・・・。
実際、倉俣さんについてはソットサスの奥様も同じことをお話されていました!
以下引用します。
「長い時間を一緒に過ごしました。当時、なんの話をしていたかはあまり覚えていません。もしかしたら飲み過ぎていたのかもしれませんし、もしくは楽しすぎて覚えていないのかもしれません。みなさんもご経験があるかと思いますが、とても嬉しく満足している時は、その理由を探そうとはしないんですね。振り返ってみても、ただそこに座っているだけで、幸せに満ち足りた状態でいるというようなことだったと思います。」
倉俣さん、素敵な人だったんですね。
そして横尾さんは、
「倉俣君は美しさを感じる女性的な感覚と行動する男性的な感覚と、
そこに遊びの感覚が共存している不思議さをもった人。
デザイナーであり、アーチストであった」と。
あぁ。
デザイナーでありアーチストでありたいと願うものにとっては
どれだけ難しいことかが分かる。
(このことがテーマになると話は終わらなくなる。。。)
今も生きて創作してくれていたら、どんなものが生まれるのか見てみたかったです。
