腕の筋を痛めてしまって
ハンマーを振るうものは制作できない状況でしたが
やっと回復。
ここで順番に制作過程をご紹介してみようと思います。
今回は私の恩師からのオーダーをいただきました

大きなダイヤモンド一粒リングのリフォームです。

このダイヤモンドを使ってどう魅力的なリングにしましょう?
まず紙や粘土やアルミなどを使って立体的に表現
手の中であれこれイメージを形にしてみます。

その後シルバーではっきりとカタチにしてみて

お客様の要望や着け心地などを考慮しながらおおよそのサンプルを提案させてもらいました。
今回は2回のプレゼンテーションでこれだけのサンプル。

作る型が決まったらどれだけ必要か計算してから地金を発注。
今は貴金属が高騰

ぎりぎりの量を注文します。
この地金が来るまでの間にサンプルを着けて生活してみる期間を設けます。
来ました来ました。
なかなかの重みですヨ。ホワイトゴールド(パラジウム割)18金

ハンマーで好みのカタチにしていきます。

何度も火であぶってなましながら(なましをすると地金がやわらかくなって作業しやすいのです。)
美しい曲線を目指して出していく作業です。
組み立てると磨けない部分はこの時点で磨いておかないといけません。
一見すると着け難いようですが
指にはめてみると違和感はないようです。
そしてお届けします。
ほっとするやら心配になるやら複雑な気持ちですが
「いってらっしゃ〜い」と。
今回もとても喜んでいただけました

ありがとうございました〜。

かんたんに作り直せないからプレッシャーかかるね。
そこからして、もう大変!
でも…だからこそ、美しく出来上がるのかな。
スゴイです!
行き当たりばったりの私には、無理だぁ。
そうなの。きれいな曲線を出すときは一発勝負が多いから胃が痛いです。
でも、楽しくてニヤニヤしてる。制作時は見せられない顔です。。。
今回は少し多かったんですよー。
でも、だいたいいつも一番のお気に入りを選んでもらえます。
あぁやっぱり!ってことが多いのですが、今回は私があれもこれもって迷ってしまって。
うちはサンプルだらけ〜!